弱電工事とは、どんな工事のこと?
2021.07.20
弱電工事は電気工事業界では当たり前の呼び方ですが、一般の方にはあまり馴染みがないかもしれません。
弱電工事は比較的軽微な電気信号や発信機器の設置作業です。
具体的に言うとインターホンの設置、電話機の設置、オーディオ機器の受信機器設置、インターネット回線の受信機器設置などです。
工場や企業の電気工事というより、戸建て住宅や小規模店舗の電気に多い工事と考えればよいでしょう。
「弱い電波」という意味から呼ばれていますので、どちらかというとインターネット環境に伴う工事が多くなります。
BSアンテナの設置や警報機の設置は電波として小さいわけではないのですが、弱電工事と呼ばれることが多いです。
なお、電波の弱い工事とはいえ、やはり電気が走っている部分を施工することもありますので、電気工事士の資格取得者のみが対応できる作業です。
ちなみに対比の意味で使われる強電工事は受変電設備や発電所の設備、店舗や商業施設のエレベーター、エスカレーターなどの電気工事を指すことが多いです。とても大きな電圧になっていて、大型施設での作業となります。
川西電工では弱電工事をはじめとした身近な電気工事全般を対応しています。
また、電気工事に伴い、空調機の変更や換気機器の交換などもできますので、幅広くご相談ください。